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変化の時期はキャリア開発するチャンス。フクロウラボが人事企画を募集する理由

フクロウラボで働く人は、人の良さを持ちながらも、情熱的に仕事している様子が印象的です。そして、どこか似た文化を持っていて、インタビューすると同じキーワードが出てくることも。それはフクロウラボの人事の方の努力の証。たくさんの人にフクロウラボの良さと文化を伝え、それにぴったりの人を採用してきたのです。今、そんな人事の中核を担うポジションを募集中。お話してくれたのは、今年人事企画グループのマネージャーとして入社した小林智哉(こばやし・ともや)さん、そのチームの紙谷夏美(かみや・なつみ)さん、目見田水紀(めみだ・みずき)さんです。

代表が人事を担っていた時代から、現在まで。フクロウラボ人事企画グループの現在

──今回のインタビューは、フクロウラボが新たに人事企画の方を募集するということで、フクロウラボにおける人事の仕事についてお話を聞きたいと思います。現在のお話を聞く前に、少し振り返りを。フクロウラボの人事はどのような変遷を辿ってきたのでしょうか?

お話を聞いた、紙谷さん。

紙谷:私は、代表の清水さんがバックオフィスも採用もやっていた時代に入社した、管理部門の一人目の正社員でした。はじめは入社してくださる方をお迎えするだけで精一杯の状態でしたが、経理の方が入社されたことで、人事領域の課題解消に集中しやすくなりました。。それから会社の成長に合わせて管理部門の中で担当領域ごとにチームが分かれ、一昨年には目見田さんが入社。さらに、今年は小林さんが入社し人事を統括してくれるようになり、チームとして貢献できる範囲が変化してきたと思います。

──最近で最も変化があったのは、やはり小林さんが入社したタイミングでしょうか。

紙谷:そうですね。それまでは個々にがむしゃらに頑張ってきたのが、小林さんが入社されたことでひとつの戦略に沿って仕事を進められるようになりました。おかげで今は、やみくもに頑張るのではなく、メリハリをつけて頑張れる環境が整ってきています。

お話を聞いた、目見田さん。

目見田:確かに、これまでは個々に仕事に打ち込む、個人プレーをすることが多かったような気がします。それを小林さんがジョインしてに「ひとりでやるんじゃなくて、チームでやる」という方針に変化したことでチームの雰囲気も変わってきたと思います。一方で、会社の成長に合わせて整えなければならないことも多く、まだまだやらなければならないことが盛りだくさんです。

人事企画グループのマネージャーとして入社した小林さん。

小林:僕と一緒に動いてくれた半年で、お二人とも力が付いたところと発展途上のところが見えてきたかと思います。僕の役割は個々の成長課題を発見すること、気づかせること、そして成長のための具体的な道筋を示すことだと認識しています。よく一緒に働く人に「早く僕の仕事を奪って欲しい。そのためにどんどん僕から(スキルなどを)パクれるものはパクってほしい」と伝えるんですが、お二人とも良い動きをしてくれているなと実感しています。全社的に堅調な成長を目指し、100人の壁を超えようとする会社での人事領域にまつわる課題は多く、携わる面々に対する経営や現場の皆さんからの期待は高いです。期待を正しく認識し、超えていくパフォーマンスを発揮するために、人事一人ひとりの 「できること」 の引き出しを増やしチームの力を底上げする。結果、お二人の日々の仕事の手触り感や成長実感がもっと得られたり、今後のキャリアにポジティブな拡がりをもたらすことが出来ると良いですね。

──小林さんから見て、現在のフクロウラボの人事はどのような状態でしょうか。

小林:まず、僕が経験してきた他の人事組織と比べて大きく足りないところは見当たりません。かといってめちゃくちゃバッチリかというと、僕含めてまだまだ発展途上。でも、チームビルディングや個々のスキルや経験は一足飛びで得られるものではないので、ある程度の時間とともにさらに良化すると思います。

新卒採用と中途採用の中核を担う重要なポジションがオープン

──現在、人事企画のポジションを採用中だとか。どのようなポジションなのでしょうか。

小林:入社時は主に新卒採用、中途採用のエントリーマネジメントの中核を担ってくれる人を探しています。入社いただく時期にもよりますが、新卒採用においては予定では2025年春の新卒入社受け入れを目指し、2024年夏頃には採用戦略づくりから裁量を持って進めていただけたらいいなと思っています。また、ゆくゆくは人材開発(人材育成、キャリアパス、キャリア開発など)や人材活用(人事異動・配置転換・昇格など)の仕組みを中長期的に体系化・継続化するといった、キャリア・マネジメントを担い幅広く活躍していただける方に入社していただきたいです。

──なるほど。重要なポジションの募集を始めたのはなぜですか?

小林:フクロウラボの事業は、その特性上競合と似通いがちで、プロダクトで差別化するのが難しくなってくるのではないかと認識しています。そのため、今後の連続・非連続な事業成長の成否はプロダクトの永続的な進化はもとより、ますます「人材」にかかるところが大きいと考えています。人材に関わるミッションに直接関係する人事の動きは事業成長の重要なトリガーになり得るので、経営としても先に述べたように高い期待を寄せていただいています。そのうえで、僕含めた3人でなんとかしたい、といったこだわりは無くて。会社が望む成長スピードに沿うために、率直に「力を貸してください!」、その上で「思いっきり仕事を楽しみましょう!」っていうのが本音です。新しく迎える方を起点に、チームをさらにレベルアップしたいと考えています。

──入社される方のチームメンバーとなる紙谷さんと目見田さんは、どんなことを期待していますか。

目見田:フクロウラボは、働いている人の良さやカルチャーを全面に押し出して採用活動を行ってきて、実際にそういう方をたくさん採用することができています。けれど、会社の成長に伴い、さらにスキルや経験を活かして活躍していただける人にもっと入社していただく必要がでてきました。活躍いただくためのスキルや経験を具体化したり、求める人物像をさらに鮮明に表現したりなど、”フクロウラボ人材とは?” の言語化と新たな仲間探しを一緒にやっていける人に入社いただけたらいいなと思っています。

紙谷:そうですね。人事領域において、これまで着手したかったけれど後手に回ってしまったことがたくさんありました。例えば、人材育成は立ち上げフェーズではなかなか手をつけられず、まだ整っていないことが多い領域です。それらをゼロから一緒に作っていけるのがとても楽しみですし、これから作っていく自由度の高さは楽しんでいただけるポイントなのではないかと思います。

──チームメンバーからの期待がひしひしと伝わってきます。小林さんはいかがでしょうか。

小林:僕ができるのは、会社のWillと個人のWillを繋げてチャレンジする場を検討・提供すること。何なら人事としてのキャリアを開発する場として積極的にフクロウラボを使って欲しいと思います。

──人事としてのキャリア開発というと、具体的にはどんなことでしょう。

小林:人事の業務領域は、大きく分けて「採用」「育成」「労務」「評価」に分けられます。そして、その領域ごとのスキルは「作業者」「運用者」「企画者」「戦略者」とステージが上がっていきます。人事を経験された方の中には、「採用は企画(0ベースから施策を企画提案・実行に至る力)まで担えるけれど、育成は運用(既存施策の運用を通して最適なものに改善していく力)まで」や「労務は企画まで経験したが、採用は運用まで」という方など、様々なケースがあると思います。僕は幸いなことにベンチャーやスタートアップフェーズの会社人事をいくつか経験してきたことで、特定の領域に偏ることなくそれぞれの領域でそれなりに勝負できる力が結果的に備わったと認識しています。新しく迎える方についても、ご本人に意志があれば人事のゼネラリストになっていただけるように、責任者としてそれぞれの領域でチャレンジするお手伝いをしたいと思っています。

紙谷:実際に、小林さんに自分の能力を可視化してもらい、「次はこのステージだね」とフィードバックをいただくと、今何を頑張らなければならないかがよく見えてきますし、その後押しの塩梅が絶妙なんですよ。キャリアを積んでいくと、課題を指摘してもらったり、その壁を乗り越えるような仕事を与えてもらう機会は少なくなっていきます。ラーニングゾーンを与えてもらえるありがたさを感じています。

10年ぶりの新卒採用を行うフクロウラボの「変化の時」

──新しく入ってくださる方と、どんな仕事をしたいですか?

紙谷:今回の募集は、これまで10年間行ってこなかった新卒採用を行うため。その背景には、優秀な人材を迎え、さらにフクロウラボとその企業文化を強くしようという思いがあります。フクロウラボを次のステージに引きあげる大切な時期を、ポジティブに、時には本能に従って決断しながら一緒に過ごしたいと思います。

目見田:私は、チームとして一緒にたくさんのことを乗り越えたいと思います。人事は何かと経営と現場の間に橋を架ける役割を担うことが多いポジションです。経営が求める会社として必要な変化と、現場が大切にしてきたフクロウラボの文化のバランスをとりながら、チームでたくさんの変化を乗り越えていきたいと思います。

小林:フクロウラボの変化の時を一緒に過ごせたらいいですよね。言い換えれば、それを利用して自分のスキルや将来の選択肢が広がるような体験をしていただきたいなと思います。「今、これが立ち上がったな」「この体験のおかげで、自分のスキルが伸びたな」と思える経験をたくさんしていただきたい。”会社のために” っていう思想は人事という仕事柄重要だし、僕も変わらない。ただ、実際にずっと会社に貢献し続ける人材、必要とされ続ける人材でいるために、自らを高めることはもっと重要。30代半ばで”自分のキャリアを自分でデザインする” ことが大切だと気づいて今に至りますが、やっぱり今の当社の環境は人事冥利に尽きることがめちゃくちゃ多くて大変。でも充実しています。このフェーズの会社はこれからもっと人事として貴重な体験ができると思うのでオススメしたいですね。

──人事としての市場価値を上げる経験ができるということがわかってきました。最後にズバリ、「こんな人に来て欲しい」と条件を挙げるなら?

紙谷:うーん。会社を主語にできる人!

目見田:いいですね。私はフクロウラボのフランクさを柔軟に受け止められる人、ですかね。

小林:当事者意識があって、何か言われても立ち上がれる強さがある人かな。

紙谷:確かに。それも大事ですね。情熱も大事だなあ。

小林:いっぱい出てきてしまいましたね。でもね、究極は笑顔でいられる人。これに尽きます!

(写真・文:出川 光)

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