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自分たちで決めたFUKUROU WAYで、プロフェッショナリズムを磨く

フクロウラボのメンバーに、それぞれが大事にしている行動指針「FUKUROU WAY」についてインタビューするシリーズ。今回ご登場いただくのは、CTOの若杉 竜一郎(わかすぎ・りゅういちろう)さんです。開発部門の「FUKUROU WAY」が、どういった経緯で誕生したのか。メンバーやチームの働きにどう活かされているのか。若杉さんの視点から、詳しく語っていただきます。

3つのバリューをより身近に感じるための「FUKUROU WAY」

──若杉さんは、フクロウラボの一人目のエンジニアとして入社されました。フクロウラボを創業期から知る若杉さんに、現在の3つのバリューが生まれた経緯を教えていただきたいです。

私がフクロウラボに関わり始めた当時は、現在のような明確なバリューは存在していませんでした。少しずつメンバーが増えてきて、「そろそろあった方がいいかもね」とある程度、会社が成長したタイミングで、バリュー策定の話が持ち上がりました。その際に、弊社代表の清水から「コトに向き合う」「配慮し合う」「期待を超える」の3つのバリューが発信されたという経緯があります。

──清水さんからフクロウラボのバリューを聞いた時、どのような印象を抱きましたか?

仕事をする上で必要なことが全ておさえられていて、最初の印象としては「社長らしいな」と感じました。
中でも、私は「コトに向き合う」が好きです。エンジニアとして、ユーザーであるお客様や社内のメンバーにとことん向き合い、満足していただけるサービスやソリューションを提供することが成果や評価に直結するからです。

──フクロウラボにはバリューをさらに部門ごとに詳細にした行動指針、「FUKUROU WAY」があります。開発部門の「FUKUROU WAY」は、どのように誕生したのでしょうか。

「FUKUROU WAY」が策定されるまでは、3つのバリューを認識されてはいたものの、メンバーごとで捉え方が異なっていたり、実際の行動に落とし込むのが難しいという課題がありました。まず、バリューに沿った行動指針をメンバー全員で自ら考えてみることで、バリューに対する共通認識を持つことができ、より身近に感じられるようになるのではないかと考えました。

「自分たちの行動規範は自分たちで考え設定しよう!」ということになり、あるエンジニア合宿で集中してディスカッションして策定しました。その当時はまだ「FUKUROU WAY」という言葉はなかったのですが、その合宿で作成したエンジニアとしての行動規範が、その後「FUKUROU WAY」という形で設定されました。

そのエンジニア合宿では、メンバーそれぞれが意見を出し合い、その意見を丁寧に抽出してバリューに活かしました。メンバーから出たアイデアを付箋に書き出し、意見を交わしながらグルーピングしていく作業には、かなりの時間がかかりました。また、キャッチコピーとして「実際の業務で使いやすく、印象に残る言葉」に落とし込む部分も難しかった記憶があります。

たくさんの話し合いを重ねた結果、現在の6つの「FUKUROU WAY」が誕生しました。
振り返ってみると、確かに産みの苦しみはありましたが、自分たちで時間をかけて丁寧に策定したことで当事者意識が強まり、実務に活かせる行動指針になったと思います。

メンバーたちの働く姿勢から見える、「FUKUROU WAY」の有効性

若杉さんと、開発部門の渋谷さん、真米さんと。

──苦労の末に誕生した「FUKUROU WAY」の中で、若杉さんが特に大事にしているものを教えてください。

「観測に勝る推測なし」です。開発中に障害やバグが発生した時は、ログを見て原因を探る必要があります。開発業務を遂行する上では、論理的に原因を究明する力が大切であり、このバリューの重要性を感じています。

このバリューのおかげで、開発部門のメンバーは障害が起きると「まずは状況を確認しよう」と判断することができます。しっかりとエビデンスを観察した上で事実に基づいた判断や仮説を立てるというカルチャーが醸成されているのは、「FUKUROU WAY」の効果だと思います。

──具体的な業務でも、「FUKUROU WAY」が活かされているのですね。そのほかに、開発部門を見てFUKUROU WAYが役立っているなと感じる場面はありますか?

今年4月に発足した新規事業の開発チームからは、「Just for Fun」のスタンスを最も感じます。決められた期限内に仕上げなければならないプレッシャーの中で、工夫を凝らそうと日々努力しているのが伝わってきますし、多少、忙しくとも「こういったものを作ろう」と能動的に考えることで、情熱を持って仕事を楽しんでいる雰囲気が、最近の新規事業の開発チームから溢れています。

──CTOの若杉さんが、ご自身で「FUKUROU WAY」を体現するために心がけていることはありますか?

まず、自分自身が「FUKUROU WAY」に準じた行動をするのは大前提です。その上で、マネージャーやメンバーに対してアドバイスをする時に「FUKUROU WAY」を引用するようにしています。それぞれが抱える課題や仕事に合わせて、6つの中から相応しいものを選び、伝えることで、期待している役割や働き方をより具体的に伝えることができます。日頃のフィードバックを通じて、「FUKUROU WAY」をフクロウラボのカルチャーとして浸透させることを心がけています。

メンバーの個性とチームの開発力の高まりを感じる、成長の「兆し」

若杉さんと、開発部門のみなさんと。

──若杉さんがこれから大事にしていきたい「FUKUROU WAY」は何でしょうか?

これから開発組織を拡大し、プロフェッショナルなメンバーを迎えて変化していこうとする今の開発部門では「迷惑をかけよう、それがチームのためならば」がより大切になってくると思います。
フクロウラボの開発部門の強みは、「チーム開発」。サッカーやバスケットボールなどの団体競技と同じく、それぞれの役割や個性的なスキルを活かして、エンジニアリングにおいても、個人では成し遂げられない成果をチームプレーで上げることができます。多様なスキルを持ったメンバーと働くフクロウラボの開発部門が、その開発力をより高めるため、このバリューを大切にしていきたいです。

──「FUKUROU WAY」により、メンバーにはどういった動きが見られるのでしょうか。

メンバーの好きな技術や、伸ばしたいスキルが明確になってきているのを感じます。中には、未経験のAWSやセキュリティに関する業務にチャレンジし、得意分野にしたメンバーも。最近では、業務で学んだことを発信しようとエンジニアブログを書いたり、勉強会を開催したり、あるいはISCONやKaggleといったコンテストに参加したいという声も上がっています。これらはまさに「昨日よりも良いコード」「Just for Fun」を体現した姿だと感じています。

また、こうした自身の能力をチームに活かす前向きな発言が開発の現場で聞かれることが増えてきたのも嬉しい変化です。メンバーが一丸となって開発や技術の向上を楽しみ、チームで前に進んでいこうとする良い兆しが感じられます。

部門ごとにプロフェッショナリズムを磨き、会社の成長にコミットする

──若杉さんがこれから広げていきたい「FUKUROU WAY」はありますか?

どれも大事ではありますが、「配られたカードで勝負するっきゃないのさ…」ですね。これは、アメリカの漫画『ピーナッツ』に登場するキャラクター、スヌーピーの名言を引用したものです。理想的な環境ではなくても、与えられた状況や条件を受け入れ最善を尽くしてゴールをめざそう!という、様々な局面でも前向きに行動するための指針です。これは、希望を持って仕事をするために重要なことだと考えています。どんなに不利な状況でも、努力や工夫次第で良い方向に変えることができるというマインドを、メンバー全員が自然と体現できるようになればいいなと思っています。

──「FUKUROU WAY」があることで、今後フクロウラボはどんな会社になっていくのでしょうか。

ビジネスサイドと開発部門のそれぞれが「FUKUROU WAY」をもとにプロフェッショナリズムを磨き、会社のビジョンやミッションを達成していきたいです。
また、「FUKUROU WAY」は定期的に見直してバージョンアップを繰り返していきたいと思います。その時の状況やフェーズに合わせた「FUKUROU WAY」をメンバー全員が体現して働き、お客様への提供価値を高め、会社の成長に貢献していきたいと考えています。

(写真・構成:出川 光  文:日比 佳代子)

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