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フクロウラボの有給休暇取得事情、時間休の活用方法についてアンケート調査してみました

厚生労働省が公表した令和4年「就労条件総合調査」によると、有給休暇(以下、有休)平均取得率は58.3%。昭和59年以降、過去最高の取得率という結果が発表されました。
では、フクロウラボの有休取得率はどのくらいなのかというと、なんと81.5%。ずば抜けて高い、有休取得率の秘密をさぐっていこうと思います。

“有休制度があります”までは採用情報などに載っていますが、本当のところ取得できるのか、どんな感じで使えるのか、までは見えてこないところ。フクロウラボのお休み事情や雰囲気を知ってもらうために、営業部と開発部メンバーにアンケート調査した結果を報告します。

有休取得しやすさの秘密

有休を取得しやすい環境だと思いますか?という質問に、90%以上のメンバーがどちらかと言えば取得しやすいに回答。

この取得しやすい環境はどんなところに理由があるのでしょうか。選択式で答えてもらいました。

会社のカルチャーとして取得しやすいと答えた方が71%。有休取得しやすい、フクロウラボらしさを検証すると、上司やチームが有休取得を快諾してくれる雰囲気にあると思います。

「◯日に有休使います。」「OK!」みたいなテンポで上司からすぐに返事がもらえます。OKの裏には、しっかり自分でタスクやスケジュールを事前に管理して、うまく自分で調整してね!頼んだよ!が含まれています。
言われなくても、先方への連絡、タスク管理やお休み前にメンバーにフォローをお願いしておくなど、当たり前のことをしっかりできるカルチャーが昔から根付いています。

上司に言いやすいかどうか……。入社して半年未満の新メンバーは、「大型連休に有休を付けて旅行してきました。」と話してくれました。フクロウラボでは、入社日の時点で有休付与されています。(入社時期に応じて付与数に変動あり)有休使いたいけど、周囲の人に迷惑ではないか、遠慮したほうがいいかな?  という心配は、どのメンバーでも一切不要です。

お休みを取っている人に向けての配慮も定着してきました。お休みしている人には、Slackのメンションは飛ばさない。“出社した日に確認してください”と一言添える。〇〇さんお休みなので、と周りの人が先回りしてフォローするなど、協力してくれる人がたくさんいる職場です。

有休はどう使うのかランキング

ちなみに、有休を何に使いますか?(当日の体調不良を除く)を聞いてみました。

1位 旅行
2位 病院、通院
3位 趣味
その他、休息、帰省、家族の都合、勉強・資格試験、引っ越し……などの理由がありました。

土日のお休みだけでは、もったいない。有休をプラスしてゆっくり旅行する人が1位でした。非日常を堪能しリフレッシュ。平日にお休みする特別感が良いですよね。コロナ禍で我慢していた、海外旅行を計画する人も増えてきました。旅行前には「いいね! 楽しんできてね」と声を掛けられる。旅行のための休みにもポジティブな雰囲気があり、有休の取りやすさに繋がっています。

時間休の活用方法

フクロウラボでは、1年に有休5日分まで時間単位年休に充てられる時間休制度が2021年から導入されました。
厚生労働省の資料によると、令和4年度の調査では22%の企業が導入しているそうです。年休、半休と違い、1時間単位で取得できる時間休の活用方法について調査してみました。

リフレッシュが主な目的よりも、時間休は用事に活用されることが多いようです。定期的に通っている病院に行く。役所へ手続きに行くなども、時間休を活用して比較的空いている平日の時間帯に行くことができます。急遽、子供を病院へ連れて行くため朝の1時間を時間休にする、体調不良で夕方に早退したい、など柔軟な利用も可能です。

時間休を利用した感想をきいてみました。
・半休ほど休みはいらないけど、ちょっとした役所へ行く用事に使えて助かる。
・半休、1日の有休を使うとタスクがたまりがちになってしまうので、ちょっと休みたい時にちょうど良い。
・短時間のみで使えるので、無駄に有給休暇の消化をしなくて良い。
・時間休を使って、少し早めに退勤し、趣味の時間に充てられて良かった。

入社日に有休が付与される制度が無かった頃、入社したばかりの新メンバーが体調不良でお休みしてしまうことがありました。慣れない環境で、疲れも出ますよね。安心して休んで、元気に働いて欲しいという願いから、入社半年未満でも使える有休付与制度ができました。
スタートアップの会社だから、有休とか整備されているのかな? と疑問に思うかもしれませんが、実は、フットワークが軽く、有休制度がメンバーにとって使いやすくなるように変化してきました。時間休の導入、それを上手に活用するメンバー。働きやすさがどんどん加速するフクロウラボの有休事情でした。

(文章:中村 恵子)

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