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「俯瞰する」「徹底的に聞く」「常に冷静に」クライアント営業3名が語る“仕事の心がけ”

春は年度が切り替わり、仕事に向き合う気持ちをあらたにする季節。今回はフクロウラボのメンバーに「仕事で心がけていること」について聞いてみます。お話いただいたのは、クライアント営業を行っている3名です。クライアント、社内とさまざまな人と関わりながら仕事を進める時、どんなことに気をつけているのでしょうか。

自己紹介

──今日はよろしくお願いします。まずは、みなさんの自己紹介をお願いします!

真:真重亜希斗(ましげ・あきと)です。フクロウラボには、ちょうど一年前の3月に入社しました。担当しているのは、主にライフスタイルサービスを展開するクライアントです。

吉:吉久汐里(よしひさ・しおり)です。2022年5月に入社しました。真重さんとはチームが違いますが、同じくライフスタイルの案件を主に担当しています。

里:里見政宏(さとみ・まさひろ)です。真重さんのチームでマネージャーをしています。二人と同じくライフスタイルの案件を主に取り扱っていますが、マネージャーとしてそれ以外のジャンルを担当することもあります。入社は2017年で、社内では古株です。

自分本位にならずに、相手の視点に立って俯瞰する

──今日は、みなさんが仕事において心がけていることをお話してもらおうと思います。真重さんは異業種からフクロウラボに入社されたんですよね。業種ががらりと変わりましたが、共通して意識していることはありますか?

お話を聞いた、真重さん。

真:前職から変わらず意識してるのは、工程やスケジュールの管理です。進め方こそ違いますが、社内、メディア、企業と、たくさんの人が関わっている点では、どの業種も同じだと思っています。一筋縄ではいかない案件でも、全体を俯瞰してスムーズに進めることを意識しています。

──どの業種にも共通することですね。IT業界だからこそ心がけていることはありますか?

真:前職では、主に大きな展示会場で開かれるイベントでの企業ブースの設計や、ショールームの内装などを手掛けていて、クライアントからいただいた予算に応じて、求められてる物を作るのが仕事でした。当然、頂いた予算に対して出来上がるものはクライアント側でもある程度予測することができ、特段認識のズレが大きくなることはありません。しかし、広告出稿は予算に対してどんな効果が出るのか予想を立てることが難しく、安易に「このぐらいの効果を出せます」と伝えてしまって結果が思わしくないとお取引が終了してしまうことも。そのため、クライアントの期待値調整が大切になります。

──どのようなコミュニケーションで期待値調整を行うのでしょうか?

真:はじめから「できます!」と断言せず「やってみましょう」「まずは一回取り組んでみましょう」と、可能な限りクライアントと同じ目線に立って運用を行う姿勢で話すようにしています。

──社内でのコミュニケーションで意識していることも伺いたいです。

真:これまでは自分本位に物事を考えがちな所がありましたが、今は相手の気持ちをできるだけ汲み取る努力をしています。お互いの折衷案を導き出して、みんなにとっていい方向に着地できるように進めるのをIT業界に来てから特に意識しています。

──吉久さん、里見さんは、真重さんの「仕事の心がけ」を聞いてどんなことを感じましたか?

吉:数か月しか入社時期が変わらない真重さんですが、本当に学ぶことが多くて、頼りになる先輩です。メール営業の方法や社内のメディア営業担当とのコミュニケーションの取り方を実際に見て学びました。その背景にクライアントの立場を想像した上でのアクションや、期待値調整をしているからこそのコミュニケーション術があることに気付かされました。『どんどん営業しろ!』『打たれ強くなれ!』という営業の姿勢を教えてくれた真重さんらしいお話でした。

里:真重さんは、相手の気持ちや考えをよく汲みとっている印象があったのでやはり気をつけていたんだなと納得しました。1on1の時に、マネージャーであるこちらの心配をしてくれることもあり、そういうところにも相手の気持ちを汲み取る真重さんらしさが感じられますね。

真:相手の気持ちを汲み取ることは、意識してはいますがまだまだできないことも多いんです。そう言ってもらえて嬉しいですね。

分からないことは分かるまで徹底的に聞く

──続いては、吉久さん。心がけていることを教えていただけますか。

お話を聞いた、吉久さん。

吉:私はフクロウラボで初めてIT業界の営業として働くことになったので、業界知識や広告の仕組みなど難しいことが多いのですが「分からないことは分かるまで聞く」を大切にしています。先輩や上司に積極的に聞いて、教えてもらったことをメモアプリにまとめて、後で見返せるようにしています。
また、聞くだけでなくアウトプットすることも大切にしています。クライアントへの提案などで実際に使ってみて知識を自分のものにしています。

──インプットとアウトプットを実践されているんですね。

吉:打ち合わせではまだまだ緊張することもあります。クライアントのサービス情報を収集をして、類似案件を実施しているスタッフに相談したりして打ち合わせ前に進め方を考えています。チームメンバーだけでなく、チーム以外の人にもどんどん聞きに行きます。

──以前は接客業をされていたとのことですが、今の業種と共通して大切にしていることはありますか。

吉:お客様に寄り添いつつ、売上げを意識することは、接客業と共通していると思います。寄り添うために一番大切なのは聞く姿勢。頷いたり、相手の目を見たりと、相手が話しやすい姿勢を心がけています。

──吉久さんの仕事で心がけていること、お二人はどう感じられましたか?

真:前職と全く違う業界、業種に飛び込んだ吉久さんは、入社当時は苦労されていたと思います。それでも、周りの人に聞き続けることでどんどん知識を自分のものにしているのはすごいことだと思います。

里:真重さんをはじめとする他のメンバーに支えられながら、めげずに頑張った結果が今の活躍につながっていると思います。そのメンタルの強さには頭が下がります。

吉:本当は全くメンタルが強いわけではないんです。めげたり悩んでいる暇もないくらい、ひたすら進んでいたらいつの間にか鍛えられていました。

凡事徹底を大切に、常に優しく冷静に

──最後に里見さんの仕事の心がけを伺いたいと思います。

お話を聞いた、里見さん。

里:(フクロウラボの代表の)清水さんがいつも言ってることですが、“凡事徹底”を意識しています。クライアントへの対応を迅速にする、期日を決めて守る、「報連相」をする、といった当たり前のことをきちんとやりたいなと思っています。最近は忙しくなってきて、疎かになりかけていたので、改めて気を引き締めていきたいです。

──それを心がけているのはなぜなのでしょうか。

里:マネジメントする僕が当たり前のことをやらなければ、メンバーからの信用を失ってしまいますし、『自分も適当でいいや』と思われてしまうと、メンバーの成長を妨げてしまうからです。メンバーのために、自分が見本となれるように気をつけています。

──メンバーとの関わりの中で、気持ちの面でも意識していることはありますか?

里:怒らないことかな。感情的になってslackで勢いに任せて乱暴な文章を書いてしまいそうになる時には、ぐっとこらえて、一度考えてから文章を書くようにしています。感情的になると、メンバーが仕事をしづらい環境を作ってしまいますからね。他の作業をして気を紛らわせながら、冷静になるのを待つようにしています。

──里見さんの仕事の心がけ、いかがでしたか?

真:里見さんは自分から答えを出さずにメンバーが自分で考えて行動できるように促してくれます。おかげで営業として成長できていることに感謝しています。それでも相談したい時やフォローが必要な時には徹底してフォローしてくれる。安心感があるなと感じていましたが、里見さん自身が気をつけていることのおかげだったのだなと思いました。

吉:チームが違う私の案件の相談にも乗ってくれる里見さん。クライアントとのやりとりを見ていても、私が思いつかないような対応をされていて、とても勉強になります。フクロウラボでは「里見さんはすごく優しい」と定評があるのですが、ご自身の心がけによるものだったんですね。

お互いの「仕事の心がけ」を聞いてみて

──普段一緒に働いていても、お互いの仕事に対する気持ちを聞くことは、なかなかないと思います。今日はいかがでしたか。

真:仕事上の共通点が多い3人ですが、意識していることは全く違っていたので、とても新鮮でした。今日お話しした「相手の立場に立つ」ことを大切にしながら、さらに里見さんの冷静さを保つ姿勢や、吉久さんの聞く力を見習っていきたいと思います。

吉:私は引き続き、真重さんと里見さんの良いところを見習っていきたいです。真重さんからは相手の立場を想像することを、里見さんからは冷静な対応や感情のコントロール方法を学んだので、明日からさっそく生かしてみます。

里:僕は、ふたりが普段考えていることを知ることができて良かったです。また、自分が心がけていることを話しながら、気付いたことも多かったです。例えば、感情のコントロールは確かに必要ですが、一方で本音で語り合うことも大事ですよね。あまり堅くなりすぎず、気楽に話す機会があってもいいかもしれないと気付かされました。またこんな機会があるといいですね。

こうしてお互いの仕事の心がけを話してみると、「仕事へのコミット」と「相手への思いやり」が共通点として浮かんできました。なんだかフクロウラボらしいお答えでしたね。相手の隠れた思いやりや努力に気付けたり、自分の仕事をさらにレベルアップする機会になったりするかもしれません。

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