助け合い、技術を磨き合うフクロウラボ のエンジニアチーム
実際に働いてみるまでなかなか職場の雰囲気を掴むのは難しいものです。今回は、フクロウラボ のエンジニアチームの働き方や雰囲気をつかむため、ベテラン社員の平尾 翔太さん(以下、ひ)、渋谷 秀行さん(以下、し)にエンジニアチームについて自由に語っていただきました。
困っていたらみんなが駆けつけてくれる
──エンジニアチームの雰囲気について教えてください。いいなと思っているところはどんなところですか?
し:困った時に手をあげれば「どうしたどうした」と駆けつけてくれることです。出社していれば物理で、リモートワークであればslack上でみんなが集まってくれて一緒に解決に知恵を貸してくれます。
ひ:実はそういう文化は初期のフクロウラボ にはなかったものなんですよね。最近入ってきてくれた方たちがそういう文化や意識を作ってくれたんだと思います。
週2回の勉強会、モブプロで技術を磨く
──心強いですね。そうやって助け合ったりみんなで技術を磨くような文化は他にもあるのでしょうか?
ひ:最近朝9時から週2回、勉強会をやるようになりました。木曜日はReact、火曜日はそれ以外のことというようにテーマを決めて任意参加で行っています。朝早いけれど参加する人も多くて、わからないことを楽しみながら勉強しています。
し:LT会で好きな技術のテーマを発表し合ったり、モブプロをやっているのもフクロウラボ らしい文化ですよね。
──モブプロって何ですか?
し:ひとりでコーディングするのではなく、複数人でひとつのコードに集まって改善することです。普段はなかなか手をつけられないが直した方がいいコードを直す時などに導入していて、他の人のコーディングを見たり直してもらうことで学ぶことも多く貴重な機会だなと思っています。
ひ:これがうまくいっている理由のひとつに、上下関係がほぼなくフラットなこともあると思います。だから技術力に差があっても気軽に質問したり一緒にコードを書いたりして技術を磨くことができる。
現在取り組んでいる管理画面のリプレイス
──現在取り組んでいる仕事についても伺いたいです。
ひ:今期の目標は管理画面のリプレイスです。レガシーに作られていた管理画面をモダンなものに作り替えているところで、昔のコードを読み解くのはしんどいところもあります。僕が書いたんですけどね(笑)。申し訳ないなと思いながら取り組んでいただいています。
し:でも、先ほどお話したように助けを求めればみんなで解決できますし、リプレイスは新しい言語を使えるので僕は楽しんでいます。技術的負債は直せば必ず将来よくなるというのもモチベーションになります。
自信を持って言えるのは「働きやすい職場」
──エンジニアとして働く時に働きやすさが気になる方もいると思います。たとえば労働時間はどのような感じなのでしょうか。
ひ:僕は今までの職場はブラック企業ばかりで、有給なんて一度もとったことがなかったくらいでした。この会社に入って休みをとりやすい環境になって、その良さを改めて実感しています。特に理由も聞かれませんし、直前でも休めるし、労働環境はかなりいいと思いますよ。
し:残業も少ないですよね。リモートワークになってからは勤怠管理サービスで出勤と退勤を打刻するようになったのですが、退勤せずに働いているとコーポレートのかたからアラートをかけていただけます。自発的に休めるということだけでなく、会社全体で見えない残業や労働時間の超過をやめていこうという雰囲気なのが安心ですね。
──それは確かに働きやすそうです。もうひとつ気になるのがビジネスサイドのチームとの連携です。このあたりはどんな進め方をしているのでしょうか。
し:営業の方が一番やりとりが多いのですが、普段はお問い合わせ対応で、他は2週間に1度の定例で、ビジネスサイドを担うビズチームとエンジニアチームで話して、タスクに優先度がつき、チケットに落としてくれます。なのでタスクのつなぎこみは割と淡々としていて、効率的な一方でもっと声をかけてくれてもいいのになという気持ちもあります。
ひ:僕らはいつでも声をかけてくれれば嬉しいし、質問も大歓迎なのですが声をかけづらい部分がやはりあるらしくて。「こんなこと質問していいのかな」と気を使われてしまうようで、それは課題ですね。
し:いつでも声をかけていただきやすい雰囲気を作れるように頑張っているところです。私に話しかけてくださればなんでも答えるので、みなさん声をかけて欲しいな。
ひ:渋谷さんはこの発言からもわかるように、本当に話しやすくて、雑談でも仕事の話でもいつでも話せる。とにかく安心させてくれる存在で、いつもありがたいなと思っているんですよ。
し:そんなことを言われたら、平尾さんは本当にいつでも嫌な顔ひとつせずにわからないところを説明してくれるんですよ。平尾さんが作ってくれる雰囲気にいつも癒されているんです。
なんだかこのやりとりが一番エンジニアチームの雰囲気を表しているような気がします。おふたりのいるエンジニアチームなら、どんな方が入っても安心そう。インタビューの最後にこれからやりたいことを聞いてみると、お二人ともフロントエンドの勉強をしたいと仰っていました。技術に真摯に向き合い、助け合うのがフクロウラボ のエンジニアチームの雰囲気と言っていいのかもしれません。
(写真・文:出川 光)