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監査役として、フクロウラボ の変化の波を楽しもう

監査役と聞いてもその仕事が実際にどんなものなのかを想像するのは難しいという人もいるかもしれません。監査役とは、取締役の仕事を見届ける役目のことだと語る竹下 謙治(たけした・けんじ)さんに、現在のお仕事、これまでのキャリアと、今フクロウラボ をどう見つめているかについて聞きました。

取締役の仕事を見届ける監査役として

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──竹下さんは監査役としてフクロウラボで働かれているんですよね。どのようなお仕事なのでしょうか。

監査役というのは、簡単に言えば取締役のみなさんがちゃんと会社を運営しているか、仕事をしているかを見届ける役目です。CFOなどとの大きな違いは業務執行にあたらないことです。「見届ける」のが仕事ですから。立ち位置としては、会社の所有者である株主からの預託を受けて企業価値の向上を実現できているかどうかをサポートします。その一つがコーポレートガバナンスと呼ばれるもので、取締役会がきちんと開催されて議事録があり、妥当な意思決定をしているかなどを監査しています。

──取締役の人がちゃんと仕事をしていない場面が一般的によくあるということですか?

まあ、ありますよ。驚かれるかもしれませんが、自分に都合のいいように「ルール」を破ったり、意図的であるか否かにかかわらず無茶な経営を行っている経営者というのは少なくありません。そうならないように置かれているのが僕のような監査役ということです。

バブル期の証券会社からベンチャー企業に至るまで

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──なるほど。だんだんお仕事の内容がわかってきました。竹下さんのこれまでのキャエリアから、もう少しお話を聞いていきたいと思います。最初はどのようなキャリアからスタートしたのでしょうか。

僕が新卒で会社に入ったのは1989年。証券会社に入社しました。

──ということは、いわゆるバブル世代ですね。しかも証券会社、すごそうです。

ははは。確かに今と比べると派手なエピソードはありましたね。仕事終わりに飛行機に乗り込んで地方に飲みに行ったりということを聞いたこともありました。でも僕はちょうどバブルの時にまだ新人だったんですよ。あの時、上(課長クラス以上)の人たちの羽振りのよさには驚かされましたが、僕はそこまでの恩恵に預かっていなかったかもしれないですね、残念~。

──それでも今と全く違う様子が聞けて面白いです。お仕事はどのような内容だったのですか?

最初は個人投資家に向けて営業をしていました。その後は主に株式上場を証券会社としてサポートする仕事につきました。上場したい企業や経営者の方を証券会社の立場でコンサルティング、資金調達し共に企業の成長戦略を担う、そういう仕事です。ちなみに、当時(1990年代前半)上場した会社でソフトバンクがありますが、実はその時の同社の主力事業は出版だったんですよね。

──なるほど。それは今のキャリアの原点と言えそうなお仕事ですね。その後はどのような?

そうですね、キャリアとしては、証券会社(投資銀行)やコンサルティング会社で転職を何度か重ね様々な職場を経験しましたが、ほぼ企業の経営者(陣)がカウンターパートナーで、事業経営に触れてたなと思います。大和証券のIPO部門で働いたのを最後にそこで最終的サポートした事業会社にCFOとして入ったのがベンチャー企業で働くというキャリアチェンジの分岐点でした。

──どうしてベンチャー企業にキャリアチェンジをしたのですか?

ベンチャー企業で働いてこそなかったものの、いつもその業界にいたので親しみがあり、「経営」というものに触れていた感覚がありました。いつかは「そっち」の業界で「経営者」として活躍したいと思うようになりました。少々目に見えづらい金融業をこのままずっとやっていくことに違和感を感じたんです。サービスや物など、クリエイトした(作った)ものが誰かに届けられて、ハッピーにできる手伝いをしたいと考えたんです。自分で起業することも考えましたが、納得のいくプランができなくて......。才能ないなと感じて、それで事業会社の右腕でがんばろう!と考えたのです。まずは上場会社のCFO約6年、その後未上場ベンチャーのCFOを7年程経験した時には気付けば54才でした。ここから世の中に貢献できる自分って何かと考えた時に、初めての「監査役」という答えが出て、このポジションでフクロウラボ に入りました。


まっさらなキャンバスのようなフクロウラボ

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──監査役としてフクロウラボ に出会った時の第一印象はどのようなものでしたか?

「イノセンスワールド!」!よくないことはしていないな(笑)、という印象を持ったのを覚えています。細かく見ていく前に、議事録や説明を受けても隠そうとしていることがあるとなんとなくわかるものなのですが、そういうものを全く感じませんでした。さらに、仕事の取り組み方がピュアなのにも驚きました。働いているメンバーと話をしてみると、ネガティブなことを言う人や斜に構えている人が圧倒的に少ない。みんなでピュアに仕事に取り組んでいる様子を見て、まっさらなキャンバスにこれからどんなタッチでどんなカラーで描いていくんだろうなと、可能性を感じました。後に実際にコーポレートガバナンスを整えていく過程でも、この印象は変わらないままでした。

──監査役の竹下さんから見て、現在のフクロウラボ はどんなフェーズにあるのでしょうか。

現在の規模感やポテンシャルから見ても、まだまだこれから成長をしていく時で、成長痛をちょい感じながらも大きな変化のスタートにたったというフェーズかなと思います。小規模で和気藹々とした集まりから、より社会との関わり、還元できる価値などに目を向けていける貴重な変換期です。このあと上場を通過点として、フクロウラボがさらに世の中に受け入れられ、世界中から様々な人が集まっているフェーズが待っていると期待していますし、その素地になる文化を作ることができるいい時期です。

──なるほど。今のフェーズで入社することのメリットはどんなことがあると思いますか。

変化が大きな時期を経験できることだと思います。成功することも失敗することも新しい視点で物事が見えてくる体験ができる時期ですから、変化に前向きで好奇心がある人にとっては成長できる機会だと思います。スタートアップベンチャーは数多あれど、今のフクロウラボのこのようなフェーズまで漕ぎ付けるのは並大抵のことではありません。こういうフェーズを体験できる貴重な会社のうちのひとつだと思います。

──会社の変化を通して自分自身も成長できる機会ということなんですね。竹下さんは、これからのフクロウラボ でどんなことを楽しみにしていますか?

監査役は冒頭に話をしたとおり、取締役の仕事を見届けることです。が、それに留まらずフクロウラボのメンバー全員を支えたり、その能力を引き出したりすることができればな~とそして、それがフクロウラボが世界中の方々から愛され続ける、ちょっとした力になれるようにがんばりたいです。その通過点として株式上場もあるでしょうし、僕自身も監査役として自分自身をバージョンアップさせていきながら、この変化の波を楽しんでいきたいと思います。

(写真・文:出川 光)

 

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