フクロウラボの経営陣の頭の中を覗き見!リモートクロストーク〜組織・プロダクト編〜
「フクロウラボの経営陣の考えてることをもっと色々聞いてみたい!」「組織やプロダクトのこと、実際はどう思っているの?」そんな思いから今回、リモートクロストークを企画してみました!前後編にわたって経営陣の考えていることをざっくばらんにクイズ形式で聞き出します。ご回答いただくのは、フクロウラボ の代表である清水翔さん、CTOの若杉竜一郎さん、執行役員の有岡卓哉さん。
方法はいたって簡単、フクロウラボの経営陣に集まっていただき、順番に回答者を指名して質問を投げかけます。回答者はご自分の回答を、他のお二人には回答者の答えを想像して書いていただきます。
そこから見えてくる経営陣の考えとは?そして、経営陣の以心伝心となるのでしょうか!まずは前編『組織・プロダクト編』からお届けします。
全員一致の回答?フクロウラボの自慢できるところは
それではさっそく一問目です。質問と回答者はこちら!
さっそく回答を見てみましょう。清水さんの回答はこちら。
「人間的にイイやつが多い」。
清水「フクロウラボ では、採用時にそもそも人としてイイ奴を採用しています。それは特別なことではなく、ありがとうとごめんなさいが言えること、ゴミを拾えることなどです。隣の席で気持ちよく働ける人を採用しているから、これが一番自慢できるところ。」
続いて、有岡さんの回答。これはほとんど当たりですね。ご回答は、「人」。
有岡「当てにいきました(笑)。よく清水さんがこう話しているのを聞いていて、頭に残っていたので当てやすかったですね。実際に僕がチームメンバーを見ていても、なんでも素直に聞いてくれて、言われたことを一度飲み込んでやってみようという人が多いと感じています。」
若杉さんの回答も、ほぼ当たりと言っていいんじゃないでしょうか。書いてくださったのは「チームワーク」です。
若杉「清水さんの回答の『いいヤツが多い』のは、チームワークの前提ですよね。って、むりやり正解にしてるわけではないですよ(笑)。フクロウラボ のメンバーを見ていると、一緒に働く仲間のことを思いやりながら業務を遂行できているなと感じます。僕がみているエンジニアチームでもそれを重要視しています。」
フクロウラボ のプロダクトCircuitXにはいいところが多すぎる!?
一問目からきっちり同じ方向性の回答を出してきた経営陣。さすがの以心伝心具合に感服です。質問が簡単すぎたかな〜と反省しつつ、二問目に参りましょう!
今度はフクロウラボ の代表的なプロダクト、アフィリエイトシステムのCircuitXについて聞いてみました。これはちょっと難しいんじゃないでしょうか。「当てるの難しそう〜」という笑い声が聞こえてきます。回答をみてみます。
CTOの若杉さんの回答はこちら。「インフラコスト」。ご本人も難しかったかな〜とコメントしています。
若杉「CircuitXって、インフラコスト(サーバー代とか)が全体売り上げの構成比率としてかなり少ないんですね。僕は以前アドテク(※インターネットの広告配信技術のこと)をやってたんですけど、その当時の事業と比較するとかなりおさえられているんじゃないかと。クラウド化が進んだという要因もあるのですが、やっぱりすごいなと自負できるポイントです。」
テクノロジー目線で難易度の高い回答で当てるのは至難の技かも。他の二人の回答をみていきます。
有岡さんがあげたのは、「質を生む動画」。
有岡「若杉さんの回答はなるほど、という感じです。インフラコストはある程度かかってしまうものだと思うので、おさえられている印象です。でもそういう視点で考えていなくて、全然当たらなかった!僕の回答は他社ではあまりワークしていない動画ですね。導入後の成果をあげてくれるので、商品の魅力になっているポイントです。」
最後に清水さんの回答を見てみましょう。こちらは「拡張性」。
清水「CircuitXはリリースしてから一年半くらいは機能がとても少なかったんです。そこから後発が勝てる機能を必要なものから順に拡張していけたのがすごかったかなと。」
回答者の若杉さん、難しすぎたかなと笑っています。
若杉「ちょっと当ててもらうには難しかったかもしれないですが、この商品が営業商品としての魅力とシステムの力の両輪で成功できているからこういう回答になったのかなと思います。」
確かに、営業目線とテクノロジー目線、そして経営目線での回答と言われれば納得ですね。回答は揃わなかったものの、いいところをさまざまな視点で発見できました。
フクロウラボで働いてみたい人は必見ポイント。組織の特徴とは
それでは、続いて三問目です。
有岡さん、「これは超簡単じゃないですか?組織ですもんね。」と余裕のコメント。出していただいた回答は「むちゃくちゃフラット」。
有岡「組織の特徴として、マネージャーやリーダーといった管理職がないんです。そのかわりサポーターという役割がついています。働いている人を見てみても、雇用形態に関係なく議論している人が多いんです。」
続いて若杉さんの回答を見てみましょう。若杉さんの回答は「アットホーム」。
若杉「いやー、ミスりました(笑)。言わんとしていることは有岡さんと同じなんですけど、フラットという言葉が思いつかなかったです。家族って、言いづらいことでも気を使わずに言い合えると思うのですが、そういうなんでも話し合えることがフクロウラボの組織の特徴なんじゃないかと思います。」
ここまで二つ揃ったご回答。それでは最後に清水さんの回答を見てみましょう。お答えは「採用プロセス」。
清水「フクロウラボ の採用プロセスは特徴的で、基本的によくわかり合うことを大切にしているんです。一緒に働く仲間を選ぶのって、例えば結婚相手を選ぶのに似ていて、スペックよりも一緒にいて気持ちよく過ごせるかが大切です。最近では業務委託で1日働いてもらいます、という会社もあるようですが、僕らは一緒にご飯に行く。一緒にご飯して、わかりあって、お互いの期待値のズレをなくすことを大切にしているんです。現場の人と一緒にご飯に行くのは特徴的なんじゃないかと思っています。」
清水さんがこう話していると「そっちかー」と、回答者の有岡さんの声。
有岡「採用のことが頭になかったので、そっちかー!と思いました。清水さんが言っている『わかりあう』プロセスでは会社の今できていないことまで洗いざらい話しているんですよ。そういうのは特徴的だなと感じるので、言われてみればそうだなと思いました。」
さて、ここまでがリモートクロストークの『組織・プロダクト編』。経営陣の組織やプロダクトに対する思い、想像どおりだったでしょうか?後編では意外な一面を見つけるべく、ちょっとプライベートな質問を用意しました。後編もどうぞお楽しみに!
(聞き手・執筆:出川 光)