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リニューアルしたフクロウラボの月次報告会「All Hands」をお見せします

フクロウラボでは、月に1度オフィスのフリースペースに全員集合し、月次報告を行うAll Handsを開催しています。

今までは感染対策のため、毎月1回リモート日に合わせて、月次報告会をオンラインで開催していました。オンラインなので気軽に聞くことができる一方、報告が聞き流しになりがちで、緊張感がなく、だらけてしまうという課題が出てきました。

そこで、報告会を有意義な時間にするべく目的を明確にし、2024年からリニューアル。月次報告会という名前もAll Handsに変えてイメージを一新しました。「乗組員、全員集まれー!」甲板に集まる様子をイメージして名付け、拍手したり、クスクス笑ったりと、その時間、その場でしか味わえない雰囲気がある報告会に変わりました。この記事では、リニューアルしたAll Handsの様子と、All Handsを終えてみての感想を、中村がお伝えしたいと思います。

All Handsの目的

まずは、All Hands の目的から振り返ってみましょう。会社の決定や背景を知り、協力的な気持ちを持って、同じ目線で業務に取り組める雰囲気を作り出すのがAll Handsの狙いです。

All Handsの流れ

次に、All Handsの流れをご紹介。このようなアジェンダに沿って進めていきます。

■代表の清水さんから会社の状況報告
・財務、事業状況
・会社の方針、取り組みなど

■各部門の進捗報告
・先月実施した取り組み、トピックスの報告
・今後の取り組み、チャレンジの報告

■清水さんのお気持ち共有タイム
・清水さんの感じていること、共有
・大切にしたい価値観について

■(名物?)締めのスピーチ
・指名されたメンバーが、今の気持ちをスピーチする

All Handsの効果とは

All Handsの目玉といえば、「清水さんのお気持ち共有タイム」と「メンバースピーチ」。ここからは、それらの内容とメンバーの反応をご紹介します。

お気持ち共有タイムでは、清水さんの考えていることを話すだけではありません。「あなたのチームでバリューを体現している人は?どのような行動が良かった?」と清水さんがメンバーに話を振る時があり、メンバーは、エピソードを踏まえ、「〇〇さんのこんなところが良かった」と応えます。
フクロウラボの従業員は約80名。働くメンバーが毎月増える中でも、メンバーの仕事に対する姿勢を間接的に知ることができ、どんな人がどんなことをしているのか分かりにくい状況を減らす効果があると思います。

ラストには、名物(?)になっている締めのスピーチ。今の気持ちをメンバーに話ししてもらおう!と清水さんが指名します。前回は、数ヶ月後に人事異動で担当業務が変わるメンバーがスピーチしました。
「今は、異動の前に担当内の引き継ぎを頑張っています。業務が変わる不安はあるけれど、自分の役割を見つけて新しいチームでも早く貢献できるように頑張りたい。」という正直な気持ちを話してくれました。

それを聞いた同じチームで働くメンバーは、「異動するメンバーの負担を少しでも減らせるように、自分が成長していきたい。他の部署のメンバーに、質問されたり、頼りにされたりするよう頑張りたい」と思ったとのこと。チームメンバーのやる気を引き出す、素敵なスピーチになりました。

実は私は、報告会をリニューアルするのが決まった当時、“意思決定に対するシンクロ率を上げる”というのがなんだか固いイメージで、達成するのは難しそうだなと漠然と思っていました。けれど、All Handsが終わった後に、他部署のメンバーに感想をきくと、「新しいチームでも頑張ってほしいね。慣れた部署から異動は大変だもんね」と励ましの言葉が自然と出てきました。シンクロってこういうことか!と体感することができました。

「何か協力できることはないかな?」と考えたり、会社の状況を知り、心が少し動くだけでもシンクロ率が上がったと言えるのかもしれません。助け合う気持ちが業務推進にもつながるのですから、共感やシンクロすることって、大事ですね。

有意義な時間にするために、必要なことは“All Handsに臨む心構え”。清水さんからこんな気持ちで臨んでほしいとお願いがありました。

All Handsを実施する上で、参加いただく従業員の皆さんには下記noteで記したスタンスを持って参加してほしいです。

また、発表者側となる役割の人は、下記にあるように「一番熱量の高い人向けに話す。後はそこから伝搬すればよいと割り切る」という捉え方で発表してほしいです。

清水さんは、参加者が観客席で見ているだけではなく、当事者意識を持ち、もっとインタラクティブなAll Handsにしたいと考えているそうです。数ヶ月先には全く別の姿になっているかもしれませんね。また変化があったら、noteでレポートしようと思います。

(文章:中村 恵子)

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