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経営企画の仕事は「掛け算」。ひとつずつ課題を解決し、フクロウラボの成長を導く

2022年から長く募集していた、フクロウラボの経営企画担当。その一人目のメンバーとして白羽の矢が立ったのは、「Ordinary」の大黒柱と呼ばれた鈴木洸哉(すずき・こうや)さんでした。CFOの竹下さんから声をかけられ、キャリアチェンジを果たした鈴木さんに、現在のお仕事を伺いました。

一人目の経営企画担当に。フクロウラボならではの距離感と共通する思い 

──まずはこれまでの経歴をお聞かせください。

フクロウラボでインターンを経験し、別の会社に勤めた後、三年前に戻ってきました。入社当初は、インターンの頃から交流のあった山本さんと業務推進にあたり、その後新規事業「Ordinary」の立ち上げを行いました。Ordinaryでは、主に営業や営業企画を担当。少人数のチームだったので、ほかのメンバーと連携を取りながら、協力して仕事を進めていました。

──その後、一人目の経営企画として異動が決まりました。どういった経緯で鈴木さんが抜擢されたのでしょうか?

役員の竹下さんに声をかけられたことがきっかけでした。経営企画の仕事に誘っていただいた上で「フクロウラボをより大きな会社に成長させたい」「そのための指針を一緒に作っていこう」と、竹下さんのフクロウラボに対する思いをお話いただきました。竹下さんの熱いお話を聞いて、私にも共通した思いがあると感じ、異動の話を受けることに決めました。
経営企画の仕事は未経験でしたが、インターンとして在籍していた時を含めると他のメンバーに比べて長くフクロウラボを見てきたこと、業務推進から営業まで幅広い業務に携わっていたことが、任命された理由のひとつだったのかなと感じます。

──役員から直接声をかけられるとは、経営陣との距離感がとても近いのですね。

竹下さんに限らず、代表の清水さんや他の役員の方々に話しかけることに抵抗はありません。フクロウラボならではの、風通しの良さがなせることだと思います。私が竹下さんに声をかけていただいたように、ランチや気軽な食事の席で経営陣と話す機会が多く、仕事に対する思いや考えを伝えることも難しくありません。この距離感の近さは、経営企画として仕事を進める上でも役立っています。

勉強でスキルを磨き、考えを伝えながら成長する

──そして、2023年4月より経営企画としてのキャリアがスタートしました。現在の仕事内容を教えてください。

最初の大きな仕事は、中期の経営計画を立てることでした。清水さんや事業部の方々にヒアリングを行い、意見や考えを整理し、市場分析などを行い、それを説明できる経営計画を作っていく。竹下さんからアドバイスをいただきながら、少しずつフクロウラボの経営計画を形作っていきました。

そのほかには、営業支援システムの移管や効率化の支援などを行ってきました。とは言っても、まだまだ経営企画としてのスキルや経験不足を感じる日々です。仕事の進め方など、さまざまなことを竹下さんにアドバイスいただきながら、仕事を前に進めています。

──未経験かつ一人目の経営企画ということで、仕事の進め方ひとつ取っても大変な苦労があるのではないかと思います。仕事をする上で、心がけていることはありますか?

ひとつは、書籍などの情報を参考にして勉強を欠かさないことです。経営企画の仕事は、まだ手探りの状態。業務の分からないこと、新しく必要な知識を、書籍などの情報を参考にしながら学び、実務に落とし込むようにしています。そして、竹下さんにアウトプットを確認修正していただき、少しずつ経営企画としてのスキルを磨いています。

ふたつめは、自分の意見を持つことです。わからない業務が多い中、依頼された業務をこなしているだけでは学びが少なくなってしまうので、間違っていたとしても自分の考えを伝えるようにしています。まだまだ的外れな意見を言っていることが多いですが、徐々に解像度を高めていきたいです。

未経験からのチャレンジが会社経営の解像度を高めてくれた

──経営企画になって、もうすぐ一年が経ちます。ここまでを振り返って、気持ちに変化はありましたか?

以前から経営に興味はあったものの、実際に仕事をするとなると、「未経験の自分がやれるのだろうか」と不安や迷いがありました。しかし、目の前にある業務をひとつひとつクリアしていくことで、少しずつですが前へ進めていると実感します。

また、清水さんや竹下さんの仕事ぶりを間近で見る機会が増えたり、役員の方々と一緒に仕事をしたりするうちに、会社経営の解像度が上がりました。自分の仕事により、フクロウラボを大きくするきっかけを作ることができる。そんな経営企画の仕事の奥深さにどんどん興味が湧いてきています。

小さな成功を積み重ね、フクロウラボの「縁の下の力持ち」になる

──「フクロウラボを成長させたい」という思いが原動力となっているのですね。経営企画としての、今後の展望をお聞かせください。

今はまだ、解決しなければいけない課題や業務に向き合うのにいっぱいいっぱいの状態です。例えば、分析であったり、予測を立てるのにも必要以上に時間がかかっています。今後はその時間を少しでも短縮し、他部署と連携しながらPDCAをより早く回せるようになっていきたいです。

そして、経営企画として、フクロウラボを二倍、三倍と大きく成長させる「掛け算の仕事」をしたいです。
経営企画の仕事は、会社全体の成長に影響を与えることのできる仕事だと思っています。自分がいい仕事をできれば、“×2”、“×3”と会社の成長に貢献できる面白さがあると同時に、“×0.8”となって会社の成長速度を落としてしまう可能性もあります。この掛け算の数字を大きくするためにさらなるスキルアップをしていきたいですね。

──現在は鈴木さんがおひとりで経営企画を担当されていますが、今後はチームになる予定もあるのでしょうか?

業務に関する細かな悩みごとを相談しながら、一緒に会社の成長を考えられる相手がいたらいいなと思います。会社が成長すれば、経営企画に関わる人は自ずと増えていくはずです。そのために、まずは一人目のメンバーとして成果を出すことを目指しています。

──経営企画として、これからのフクロウラボにどう関わっていきたいですか?

私はインターンの頃からフクロウラボに関わり、別の会社に勤めている間もフクロウラボの成長を自分のことのように喜んできました。例えば売り上げが上がること、新しいメンバーが増えること、広いオフィスに引っ越すこと。小さな成功や成長が積み重なった結果、今のフクロウラボがあることを知っているからこそ、今度は私が経営企画として縁の下の力持ちとなり、会社のさらなる成長に力を尽くしたいです。

私の仕事を通して顧客、株主、投資家の方々、そして世の中のたくさんの人にフクロウラボの魅力を知ってもらえたらと思います。「フクロウラボって、いい会社だよね!」。そんな言葉が、自らの仕事から生まれる日を楽しみに、これからも経営企画のスキルを磨いていきます。

(写真・取材・構成:出川 光  文:日比 佳代子)

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