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2023年を漕ぎ出す熱量溢れる回答! フクロウラボ役員の3名に去年と今年について聞きました

Fukurou Magazineを読んでくださっているみなさま、あけましておめでとうございます。昨年2022年は、みなさんにとってどんな年だったでしょうか?

2022年はフクロウラボにとってもさまざまな変化のあった1年でした。メンバーは順調に増えてあっという間にオフィスが狭く感じるようになり、秋にはオフィスをお引っ越し。代表、役員、メンバーそれぞれの気持ちの変化やニュースもあったことでしょう。2023年の始まりに、フクロウラボの役員の有岡卓哉さん、竹下謙治さん、若杉竜一郎さんに、昨年と今年について感じていることを聞いてみました。

一番手は執行役員としてCircuit Xのプロダクトマネージャーを担う有岡卓哉さん。

改めてみんなでオールを漕ぐ一年にしたい

Q1:2022年を振り返って、よかった点は何ですか?
フクロウラボにとってよかったことは、メンバーがぐっと増えたこと!CFOが決まったこと!新規事業が動いていること!
個人的によかったことは、「カスタムプロダクトページ対応」を起案して年内にリリースできたこと!

2022年は、絶えずどなたかが入社している、まさに入社ラッシュの一年でした。CFOに竹下さんが就任されたのも大きな良いニュースでしたね。新規事業チームにはこのFukurou Magazineでも何度も取材させていただきました!

Q2:2022年のビッグニュースは何でしたか?
オフィス移転!

やっぱりビッグニュースと言えばオフィス移転。キャッチボールができるほど広いフロアに個人ロッカーなど、設備の充実はもちろん、広いオフィスに移転したことで雰囲気もがらりと変わった印象があります。

Q3:2022年の「心残り」があれば教えてください。
10−12月の売上......以外にも小さいことはいっぱい。業務効率化系の機能追加がそんなに進められなかったかなぁ。

心残りは業務に関わることを挙げてくださいました。これを原動力に2023年の勢いがさらに加速するのに期待ですね!有岡さんにとって、今年はどんな年になるのでしょう。

Q4:2023年はフクロウラボにとってどんな年になりそうですか?
改めてみんなでオールを漕ぐ!一年にしたい。フクロウラボは人が肝の手漕ぎボート。事業と人数が増えてやや重くなってきた感じもするので、改めてそれぞれの持ち味を活かす役割とやり方をもって、チームみんなで船を漕いで推進力をガシガシあげていきたい!

年始の勢いとモチベーション溢れる回答を寄せてくれた有岡さん。2023年は個人的に開始した「セールス・イネーブルメント・プロジェクト」をやりきるのが目標なのだそう。「年末に胸張ってやれることはやったと言えるぐらいにやりきります!今年もよろしくお願いします」と活力溢れるコメントをいただきました。

続いて、竹下さんの回答をみてみましょう。

前向きなエネルギーで不確実な正解のない世界を切り開く

Q1:2022年を振り返って、よかったことは何ですか?
フクロウラボにとって良かったのは、大きなトラブルもなく、広告事業の取扱高が最高額を更新していたこと。私の仕事でよかったことはCFO就任にしたこと。

2022年は竹下さんがCFOになった年でした。就任インタビューでは代表の清水さんから”懇願”を受けてCFOに就任するまでのエピソードもお話いただきましたね。

Q2:2022年のビッグニュースは何でしたか?
本社移転と、「SNSデータから見る『Z世代の注目企業2022』」ランクイン。

やはり本社移転は大きなインパクトだったようです。また、2022年の終わりに発表された「SNSデータから見る『Z世代の注目企業2022』」へのランクインは嬉しいサプライズでした。錚々たる企業に名を連ねて、フクロウラボが注目を集めているなんて嬉しいです。

Q3:2022年の「心残り」があれば教えてください。
ポジティブマインドの浸透。

2022年の心残りはポジティブマインド。慎重で真面目なフクロウラボの雰囲気の裏返しでしょうか。2023年は新しいオフィスでポジティブシンキングが浸透する1年になるといいですね。2023年についての回答もみてみましょう。

Q4:2023年はフクロウラボにとってどんな年になりそうですか?
ミドルクラスが組織をよりリードしていく年、試行錯誤が当たり前になる年。

竹下さんが見据える2023年はいろいろな打ち手を試しながら前進していく1年。その理由は「正解のない世界がより深まりそうなため」とのお言葉。目指すのは「思い立ったが吉日」の実践だそう。前向きに前に進む一年になりそうなコメントをいただきました。

最後にご紹介するのは若杉さんのご回答です。

変化が求められる年を粛々と走り抜けたい

Q1:2022年を振り返って、よかった点は何ですか?
ひとつめは竹下さんCFOに就任されたこと。竹下さんがより深くフクロウラボにコミットすることになったことを心強く感じました。ふたつめはオフィスの引っ越し。以前よりもかなり大きなオフィスに移転できたことで、会社が成長している実感を持て、良かったと思います。ランチできる場所の選択肢が格段に増えたことや、我々と似たような会社も集まっていることなど、前のオフィスより、総じて活気がある場所に引っ越しできたのも良かったです。

竹下さんのCFO就任とオフィス移転をよかった点に挙げていただきました。一方、ご自身のお仕事でよかったこととして「エンジニアメンバーが増えたこと」も。

創業期からずっとエンジニア採用には苦労していて、更に定期的に退職するメンバーもいる中で、正社員、業務委託共に増えました。1年前の約1.7倍くらいになり、組織全体で戦うための基盤ができて良かったです。これまでは良いメンバーを1人採用するのも一苦労でしたが、22年はエンジニア採用全体的にうまくいき始めた気がします。

Q2:2022年のビッグニュースは何でしたか?
技術顧問を採用したこと。AWSのサーバレス開発に特化して社外の技術顧問を採用したことで、初めての試みなどあまり自信がなかった領域での開発でも、効率的に開発が進められるようになり、心の余裕がメンバーにできたように感じます。
著名人を招いての社内向けセミナー/勉強会実施(エンジニア)
こちらも初めての試みですが、社外の専門的な著名人との交流は、社内の停滞感を(一時的にではありますが)弱めてくれる働きがあったと思います。新しい学びがあると普段の仕事にもポジティブに取り組めるような気がします。引き続きそういったイベントを定期的に行って社内に良い流れを作っていきたいです。

ビッグニュースには開発部の新たな取り組みを挙げてくださいました。メンバーのモチベーションにも寄与したこの取り組み、実は退職したメンバーのフィードバックが生かされているのだそう。「心残り」についての回答でそのお話をしてくださっています。

Q3:2022年の「心残り」があれば教えてください。
期待していたメンバーの退職。ある程度のメンバーの入れ替わりがあるは仕方がないことだと思っていますが、フクロウラボに入社して経験を積んできて、これからより一層活躍していくだろうと思っていたメンバーが何名か退職してしまったことは非常に残念でした。メンバーが辞めなくても済むような環境整備を、もっとスピード感もって取り組めたような気がしています。先のビッグニュースで回答したことは退職したメンバーから「こういうのがあったらフクロウラボはもっと良くなると思う」という側面で頂いたアドバイスの一部でもあります。今できているのだから、もっと早くできたのでは?と思ってしまいます。

退職は残念なことですが、残していってくれたフィードバックを生かしてすでに取り組みに落とし込んでいるところはさすが。そんな若杉さんにとって今年はどんな年なのかを聞いてみると、こんなお答えが返ってきました。
正直わかりません。不確定なイベントがいろいろ発生して、変化が求められる年になりそうな気がしています。

目標を達成して、基本的にはポジティブに会社全体の業績を伸ばして成長していければと思っていますが、ポジティブな目標ばかり掲げていると、足元をすくわれるそうな予感がしています。ポジティブにもネガティブにもあまり余計なことは考え過ぎず、予期しないイベントや課題に対して、粛々と対応して走り抜けたいと思っています。

特に、個人の力ではなく組織やチーム全体で取り組まないと乗り越えられないような課題が多くなってくるのではないかと思っています。そういった組織やチーム単位での変化は賛否があるもので、反対意見も抱えつつ決断して進んでいかないとかもしれませんが、1年後に振り返ったときに「いろいろあったけど、結果としてはよかったね」とみんなが思えるようになりたいです。

そんな若杉さんの2023年の個人的な抱負は、趣味で行っていたクリエイティブな活動を復活させること。作曲やイラストなどをやりたいのだそう。クリエイターの気持ちがわかることで、フクロウラボでのお仕事もよりいっそう深いものになりそうです。

三者三様のお答えの中に見えてきたのは、2023年のフクロウラボをますますエネルギー。不確実で変化が求められる1年でありながらも、前向きに、チーム一丸となって進んでいく熱を感じました。2023年のフクロウラボと、Fukurou Magazineも、どうぞご期待ください!

(写真・文:出川 光)

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