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弱いところをわかっていながら迎えてくれたから、すぐに打ち解けられた

きっと自分がクラスの転校生だったら、まっさきに話しかけてくれるのはこの人だろう。そんな人懐こくだれとでも話せる雰囲気を持っている鈴木結奈(すずき・ゆな)さん。まだ入社8ヶ月だと聞いて驚きました。フクロウラボ でメディア営業を担当する鈴木さんのこれまでのキャリアやフクロウラボとの出会い、今について話を聞きます。

昭和体質の印刷会社から令和体質のフクロウラボへ

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——もともと営業の仕事をしていたんですか?

「そうなんです。でも業界は180度違って、前職は印刷会社でした。」

——印刷会社はどんなきっかけで入られたのでしょう?

「私が働いていたのはネットからの受注で記念誌を作ったりしている会社でした。印刷会社を選んだのは昔から紙に関わるものが好きだったからで、業界の中ではネット受注などにチャレンジしているので新しいビジネスが生まれることに期待して入ってみたんです。」

——実際はいかがでしたか?

「やっぱり昭和体質な体制がよくも悪くも続いていましたね。新しい事業を起案するとこれまでのルーチンが壊れてしまうので頭を下げながら提案したり、残業も多くて。退職して次を探す時には体制や体裁に忖度しないで新しいことにチャレンジできる職場にしようと決めていました(笑)。」

——その点、フクロウラボは令和体質といっていいほど働きやすそうですね。

「そうなんですよ!はじめの面接の時に代表の清水さんがかなりラフな格好で現れた時点で、これは大丈夫だと確信しました。会社のことをたくさん話してくれたんですが、面接中に『いつもこんなに喋らないから喋り疲れちゃったな』なんて言い出すくらいで。」

——新しい業界に入る不安などはありませんでしたか?

「ないと言えば嘘になりますけど、安心できたエピソードがあります。はじめの面接の時に清水さんに『鈴木さんて、理論だてて話すの苦手だよね』と指摘されたんです。その時は、『もうバレたか!』という感じでしたが、その上で、『次の面接も来ない?』と言ってくれたので、弱いところをわかっていながら迎えてくれようとしているんだと感じられました。」

カタカナ用語がわからなくてピンチ

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——実際に入社された後はどうでしたか?

「社内のみんなが使っているカタカナ用語がほとんどわからなくて、ピンチの連続でした。KPIとかクエリとか、ASPすらなんだかわからない状態で。始めは『なんで全部カタカナか英語なんだ!』と焦っていました。でも、話が落ち着いたところでまわりの人に聞くとそれまでの話を説明してくれたり用語を教えてくれたりして、自分でも使ううちに徐々に慣れていきましたね。」

すぐに打ち解けられたのは料理部のおかげ

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——用語はなかなか覚えるまでが大変そうですね。それ以外の面ではどうでしたか?

「実は入社前に料理部というのに参加させてもらったんです。ポトフと、お手軽ピザと言って、ピザのソースと具をホットプレートでグツグツさせたものをパンやクラッカーですくう、おしゃれなお料理をオフィスで作って食べたんですよ。そこで話したり一緒に料理していて全く違和感がなかったので、入社までも入社してからもスムーズでした。ああいうところで違和感を憶えなかった人がフクロウラボのカルチャーに馴染む人なのかもしれないですね。」

——すぐに馴染んでいけたんですね。驚いたことなどもなかったのでしょうか?

「強いて言えば驚いたのは、定時をすぎると30分も経たないうちにオフィスにほとんど人がいなくなることですね。それまでは残業が当たり前の会社だったので、驚きました。」

今も新たな悩みのまっただなか

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「そうですね。初めの頃がとにかく慣れるのに精一杯で焦っていた時期だとしたら、今は自分の営業としての介在価値を模索している時期です。この間の一対一の面談でサポーターの方と話していた時に『まずはどうしたら価値が発揮できている状態なのかゴールを決めてみる』という気づきをもらったので、今は個人的な売り上げ目標をたててそれにむかって頑張っているところです。」

トルコ旅行を楽しみに、目標にむかって走るのみ

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——じゃぁその目標にむかって今まさに進んでいるところなんですね。

「そうなんです。自分なりにスピードをできる限り上げてみたり、勉強してみたりと工夫しています。こうやって楽しく働きながら、時々旅行にいければ私は幸せなんです。」

——旅行!どこに行きたいかもう決めているんですか?

「それはもう決まってるんです。トルコ!以前行った時にすごくいいところだったのが忘れられなくて。今は、2年に一度くらいトルコにいけるように頑張りたいな。将来の夢とかは、いつか決まればそれでいいかなって。」

楽しそうに今の仕事の話をしてくれた鈴木さん。鈴木さんと話しているだけでわくわくさせられるのはきっとお客さまにとって、すでに立派な価値になっていそうです。

(写真・執筆:出川 光)