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もっとフクロウラボを好きになろう。「FUKUROU WAY AWARD」で称賛文化を育むこと

フクロウラボの「縁の下の力持ち」として、メンバーが働きやすい環境を整えてくれる管理部門の人事企画チーム。2024年2月に横山 直広(よこやま・なおひろ)さんが加わり、チームの雰囲気はより賑やかになりました。今回ご紹介するのは、横山さんが発案した「FUKUROU WAY AWARD」という企画。チーム内ではじまった新たな取り組みは、どのような効果をもたらしたのでしょうか。詳しくお話を伺いました。

人事企画チームは、フクロウラボの元気印!

横山さんと、人事企画チームの小林さん、目見田さんと。

──まずは、横山さんが所属する人事企画チームの紹介をお願いします。

人事企画チームは、シニアマネージャーの小林さんを部長に構え、それぞれの役割を持ったメンバーが3名在籍しています。私は採用と人材・組織開発を担当しています。

人事企画チームには明るくポジティブなメンバーが集まっていて、フクロウラボのなかでも特に元気いっぱいのチームです。メンバー同士はもちろん、部長の小林さんとも気軽に話せるフランクな雰囲気で、非常に仕事がしやすいです。

FUKUROU WAYの浸透率アップを目指し、
人事企画チームから「FUKUROU WAY AWARD」をスタート

──人事企画チームでは、フクロウラボの行動指針「FUKUROU WAY」をもとにした新たな取り組みとして、「FUKUROU WAY AWARD」を実施しています。開催のきっかけは何だったのでしょうか。

「FUKUROU WAY AWARD」は、私が発案した新たな施策です。今年2月にフクロウラボへ入社し、実際に働くようになってみると、社内でのFUKUROU WAYの活用度が思いのほか低いことが気になりました。前職では、社内方針の発表やチームのミーティング、1on1など、レイヤーにかかわらずあらゆるシーンで行動指針を引用し、発信していました。メンバーひとりひとりが同じ行動指針を徹底して体現しようとする組織の強さを感じていました。その状態に比べるとフクロウラボのFUKUROU WAYはまだまだ浸透しきれていないように感じたのです。

そんな思いを抱えていた入社して1ヶ月頃、上長の小林さんとCFOの竹下さんから、「入社して思ったことをプレゼンしてみてほしい」と声をかけていただいたので、メンバーがよりFUKUROU WAYを意識して行動できるよう、「FUKUROU WAY AWARD」を提案しました。

社内向けに作成した「FUKUROU WAY AWARD」のプレゼン資料。

FUKUROU WAYを意識することで、どんな成果が得られたのか。FUKUROU WAYに対する考え方や成功事例をメンバー同士で発表し、称賛しあうことで、FUKUROU WAYの活用度を高めて社内での浸透率を上げようと考えたのです。

しかし、いきなり全社向けに開催しても理解や賛同を得るのは難しい。まずは組織や文化醸成を担う私たち人事企画チームからFUKUROU WAYを大切にしていこうと、チーム単位で「FUKUROU WAY AWARD」をスタートしました。

──「FUKUROU WAY AWARD」では、どのようなことを行っているのでしょうか。

月に一度、メンバーごとにその月のテーマとするFUKUROU WAYを宣言し、人事企画チーム全体で振り返りを行います。実際の業務で実施したアクションや、それによる成果を発表し、CFOの竹下さんが受賞者を選出。受賞者の発表内容やコメントをレポートにまとめてSlack上で共有し、表彰を行っています。

横山さんが毎月手作りしている表彰レポート。

モチベーションや競争意識を高めてくれる、称賛文化の重要性

──「FUKUROU WAY AWARD」で、特に印象的だった発表はありましたか?

目見田さんの、FUKUROU WAYの発表はとても印象的でした。
目見田さんは、これまで担当してきた中途採用と労務の仕事に加え、今年からは新卒採用に初挑戦しています。明らかに仕事量は増えているはずですが、「やりきる」を意識しながら業務に励む姿をそばで見ていますし、一人で手に負えないときは「仲間を頼ろう」を意識して、私や小林さんに気軽に声をかけてくれるようになりました。

また、新卒採用においては、まさに「変化を楽しみ、成長しよう」を体現しています。学生たちとのやりとりに悪戦苦闘しながらもPDCAをまわし、オーダーメイドインターンなどの新たなチャレンジを楽しんでいるのが伝わってきました。目見田さんが「FUKUROU WAY AWARD」の受賞者に選出されると、同じ採用担当者として私も負けていられないなと思います。

──「FUKUROU WAY AWARD」が、メンバーの行動や成果によい影響を与えているのですね。

仕事の頑張りを褒めてもらえるのは、やはり嬉しいことですよね。「FUKUROU WAY AWARD」があることで、「来月も頑張ろう!」とモチベーションが上がる。「次の受賞者になるぞ!」と健全な競争意識が生まれる。FUKUROU WAYに対する意識の高まりとともに、チームやフクロウラボに称賛文化がどんどん根づいていけばいいなと思います。

会社の成長フェーズに合わせて新たな施策を打ち、
フクロウラボを明るく元気な会社にしたい

──「FUKUROU WAY AWARD」は、今後どのように展開されていくのでしょうか。

FUKUROU WAYは、アップデートを繰り返し、進化する行動指針です。まだまだ展開の余地があり、実際に最近の発表では、「こんな新しいFUKUROU WAYがあってもいいよね!」と、さまざまな意見が上がっています。

例えば、部長の小林さんは、「やりきる」というFUKUROU WAYから派生し、「脳に汗をかく」(必死に頭をひねって考え尽くすこと)を新たな解釈として発表してくださいました。一方で、私は「やりきる」を「意志を示す。自分の思いを伝える」と捉えて行動し、10月の受賞者に選出いただきました。

こうして少しずつ新たな見解を示し合い、FUKUROU WAYの進化にシンクロすることができれば、メンバーにとってFUKUROU WAYがより身近な存在になっていくはず。発案者としては、「FUKUROU WAY AWARD」がFUKUROU WAYの磨き込みのヒントになればうれしいです。

また、現在は人事企画チームだけの取り組みですが、FUKUROU WAYはフクロウラボのメンバー全員のものなので、人事企画チームの事例をもとに、じわじわと周りのメンバーたちを巻き込みながら、他部署の方にも活用機会を意図的に増やしていきたいです。

──「FUKUROU WAY AWARD」を続けることで、フクロウラボをどんな会社にしていきたいですか?

今以上に明るく元気な会社にしたいですね。(抽象的ですが、いろんなシーンで私はこの表現をしています。)FUKUROU WAYがメンバーひとりひとりのパフォーマンスの向上につながり、お互いの頑張りを気軽に称賛しあうことで、メンバーがフクロウラボをもっと好きになってくれたら嬉しいです。

そのための手段のひとつとして、今後も「FUKUROU WAY AWARD」を継続的に開催していけたらと思います。そして、人事企画チームとしては、会社の成長フェーズに合わせた新たな施策を絶えず打ち出していきたいです。
代表の清水さんが常に話しているように、現在のフクロウラボは「会社を早く、大きく、強くする」ための変革期を迎えています。トライ&エラーを繰り返す日々ですが、「変化を楽しみ、成長しよう」を胸に、今後もメンバーがフクロウラボを好きになれるさまざまな施策を打ちたいと思います。

(文:日比佳代子 写真:出川光)

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